GONDWANA開発ブログ

五大開発株式会社のGONDWANA開発に関する公式ブログです。

壁紙を実行中に変更できるようになります

タイルマップシステムを「線」モードで使いたい場合に、背景が標準設定の白地では見難い事があります。

「塗+線」で次のような表示状態となる国土地理院の標準地図のように、見た目が明るい色の多い地図は「線」モードに切り替えると見難くなりますね。

GONDWANA-0.702.1 まででも背景画像を任意の画像ファイルに変更できますが、設定ファイルを編集して再起動が必要でした。そのため、手間がかかる事と、黒字背景に変更してしまうと今度は暗い色の多い地図で困るといったジレンマにお悩みの方もいらしたかと思います。

そこで、 GONDWANA-0.703 ではタイルマップシステムの壁紙について大幅な機能強化を施しました。先ず、起動するとどなたでも気付いて頂けるのがGUIの追加です。タイルマップウィジェットに「壁紙」のコンボボックスが追加されます。

初めてお使い頂く方にも用途をご理解頂き易い様、カーソルを合わせると簡単なツールチップも表示されます。

このユーザーインターフェースを使い、GONDWANAを起動したまま手軽に壁紙をグラフィカルユーザーインターフェースで切り替えられるようになります。

明るい色の「線」を見たい場合には灰色や黒色の背景への切り替え、

暗い色の「線」を見たい場合には灰色や白色の背景への切り替え、

また、"絵作り"としては次のようなサイバー感溢れる可視化も気軽に切り替えて楽しめるようになります。

このグラフィカルユーザーインターフェースで一覧表示される壁紙のディレクトリーは設定ファイルの view::gl::widget::tilemap.wallpaper.directory で変更でき、設定したディレクトリーは一定間隔でファイルの更新を自動的にコンボボックスへ反映する機能も用意しました。お好みに応じてご活用下さい。

グラフィカルユーザーインターフェースによる切り替えの他にも、コマンドによる切り替えもサポートしていますので、パワーユーザーの方は独自のツールパレットにお好みの壁紙設定をボタン登録してお使い頂く事もできます。もちろん、コマンドはいつでもコマンダーやコンソールから手入力でもお使い頂けます。

また、これまでローカルファイルのみ扱っていた壁紙機能でしたが、この点も URL を扱えるようにパワーアップ致しましたので、 http で始まるインターネット上の画像ファイルをオンデマンドに取り込む事も可能になっています。

例えば、

view_gl_tilemap.set_wallpaper url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5f/Yellow_Bittern_at_Hyoko_crop.jpg magnifier=4.0

このようにコマンドを入力すると、

Note: この壁紙の例に使用した写真は CC-BY-SA により撮影 Cp9asrgf 氏、編集 Laitche 氏によりライセンスされ WIKIMEDIA COMMONS へアップロードされたコウノトリ目サギ科ヨシゴイ族の鳥「葦五位(よしごい)」の写真です。

このようにインターネット上から壁紙をオンデマンドに取り込めます。コマンドの url または magnifier は省略可能で、どちらか一方のみのコマンドも有効です。また、 magnifier は壁紙画像を横に幾つ分並べて表示したいか、その倍率を実数で設定するものです。