Release 0.703.0-1
Release Note 0.703.0-1
新機能
- 壁紙機能の強化
- 壁紙を実行中に即座に切り替え可能になります。
- 切り替えはタイルマップウィジェットまたはコマンドにより行えます。
- タイルマップウィジェットに壁紙に関するユーザーインターフェースが搭載されます。
- コマンド
view_gl_tilemap.set_wallpaper url=xxxx magnifier=xxxx
が追加されます。- url または magnifer は省略可能です。 magnifier は壁紙を画面内に横方向で何枚繰り返し表示としたいか、その倍率を実数値で設定できます。
- 壁紙をローカルファイルのほか、 http などの任意のURLから読み込み可能になります。
- 参考: 壁紙を実行中に変更できるようになります
- 壁紙を実行中に即座に切り替え可能になります。
- タイルマップのアピアランスソースに "G3.Experimental: std * relief" が追加されます。
- このソースはユーザー向けの合成ソースの定義方法のサンプルを兼ねます。
- 経緯はブログ記事を参照して下さい: ソースデスクリプターの応用例: “G3: STD * RELIEF” の作り方
- タイルマップのソースデスクリプターの Lua コードに以下の API が追加されます。
変更
- 壁紙の設定が view_gl_tilemap.wallpaper.file から view_gl_tilemap.wallpaper.url に変更されます。
- タイルズームレベルのユーザーインターフェースをカメラウィジェットからタイルマップウィジェットへ変更されます。
- ズームレベルとズームレベル自動調整のON/OFF状態がカメラウィジェットのステートスペルからタイルマップウィジェットのステートスペルとして保存されるよう変更されます。
不具合の修正
- asset/images/wallpaper に標準で同梱される壁紙の大きさが意図せず1:1ではなく若干比率にずれがあった問題が修正され、 1024 x 1024 の 1:1 の壁紙に置き換えられます。
- アスペクト比が1:1ではない壁紙を設定した場合に正しくアスペクト比が保持されずに歪んでしまう問題が修正され美しい壁紙を表示可能になります。
- タイルマップのソースデスクリプターの u8vec4_tile_type のメンバー関数 at が呼び出し方法によってはGONDWANAを強制終了する不具合が修正されます。
- ウィンドウ枠より内側でポインティングデバイスのドラッグ操作を開始し、カメラの操作等を行っている状態でカーソルがウィンドウ枠に到達した場合にドラッグ操作が中断されウィンドウ枠によるウィンドウ制御ユーザーインターフェースの動作へ意図せず切り替わる挙動が修正されます。
- 修正後はマウスのドラッグ操作によりカメラ座標を移動している最中にマウスカーソルがウィンドウの枠、あるいはそれを超えて移動しても既に開始していたドラッグ操作によるカメラ座標の移動が中断されず、ウィンドウのサイズ変更や移動へと操作が移行されなくなります。
0.703.0-1 ディストリビューションレベルの変更
- 初回起動時のカメラの位置が "富士山の周辺" から "日本全体が見える位置" に変更されます。
- タイルマップのズームレベル自動設定時が有効な場合の挙動が上方修正されます。
- 最大ズームレベルが 15 から 17 に変更されます。
- 最低標高が 2000 m から 500 m に変更されます。
- 0.703.0 で追加された「G3.Experiments: std * relief」アピアランスソースの表示名が「標準地図 * 色別標高図 合成」に変更されます。
- ツールアイコンが単色に変更されます。
- 「スクリーンショット」ツールパレットにアイコンボタンが追加されます。
- スクリーンショット機能により撮影された画像が保存されるディレクトリーを開くアイコンボタン
- ユーザーインターフェースを含まないスクリーンショットを撮影するアイコンボタン
- Windows向けのインストーラーパッケージの挙動が従来から変更されます。
スクリーンショット
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