0.704.0-1
Release Note 0.704.0
新機能
- GONDWANA認証システムがGONDWANAサーバーに追加されます。
- WEB UI: https://authentication.gondwana.godai.co.jp/
- WEB UI では 新規ユーザー登録、ログイン、ログアウトのみ実装されます。
- CBT の試験的なキャンペーンとして新規ユーザー登録をしたユーザー全てに初期状態で
transparent-ads
特権が付与されます。
- WEB UI: https://authentication.gondwana.godai.co.jp/
- コネクションモジュールにユーザー認証機能が追加されます。
- コマンド
connection.login id=xxx otp=xxx
が追加されます。ログインを試行します。 - コマンド
connection.logout
が追加されます。ログアウトを試行します。 - コマンド
connection.update_session
が追加されます。認証が有効な状態で直ちにユーザーのセッション情報の更新を試行します。
- コマンド
- コネクションモジュールに特権機能が追加されます。
- GONDWANA認証システムのユーザー情報に特権が付与されている場合、GONDWANAで認証を行うと特権が直ちに有効化するようになります。
- 認証管理ウィジェットが実装されます。
- ログイン、ログアウト、特権の確認、WEB UIのオープン機能が実装されます。
- このウィジェットは初期状態でタスクバーへ収納された状態で起動します。必要に応じてウィンドウを表示して使用します。
- 広告ウィジェットが実装されます。
- ジオオブジェクトのソースを作成・編集するためのコマンドラインツール
llite
が追加されます。GONDWANA
で "任意の地球上の座標" と "任意の文書のURL
(ウェブ上のURL
、ローカルファイルパスなど)" を関連付けて可視化するソースを扱う仕組みとして実装された機能の1つです。- 試験的な実装対応として国土交通省の " 地質・土質調査成果電子納品要領(案) 平成20年12月" のボーリングドキュメントのインポート機能
--import-type
mlit-boring-2008-12
が実装されます。
- タイルマップのアピアランスソースに"5mメッシュ確認"が追加されます。
- 国土地理院で公開されている標高タイル「標高表示用データ5a」と「標高表示用データ5b」の整備範囲を以下の色で表します。
- 標高表示用データ5a : 赤色
- 標高表示用データ5b : 青色
- 両方 : 赤紫色
- 無し : 灰色
タイルマップの立体化ソースに
G3: 標準合成標高タイル
が追加されます。- 国土地理院で実験的に公開されている5mメッシュ標高タイル「標高表示用データ5a」,「標高表示用データ5b」の標高値を利用、標高値が
e
(欠損)もしくはタイルが存在しない箇所については10mメッシュ標高タイルで補完するソースです。 - 以下のような組み合わせになります。
ズームレベル
0 ~ 13ズームレベル
14ズームレベル
15ズームレベル
16 ~オーバーロード ← オーバーロード ← 標高表示用データ5a →オーバーロード オーバーロード ← オーバーロード ← 標高表示用データ5b →オーバーロード GSJ:シームレス標高サービス GSI:標高タイル →オーバーロード →オーバーロード 各レベル毎に上から順に存在する標高値を参照します。
- 標高表示用データ5a,5bはレベル15しか用意されていないため他のレベルではレベル15からオーバーロードしたデータを、補完に使う10mメッシュデータについても用意されていないレベル15以上はレベル14からオーバーロードしたデータを参照します。
- 国土地理院で実験的に公開されている5mメッシュ標高タイル「標高表示用データ5a」,「標高表示用データ5b」の標高値を利用、標高値が
- ソースデスクリプター用関数
gondwana.make_f32vec1_tile_from_overload_increase_csv_url
とgondwana.make_f32vec1_tile_from_overload_decrease_csv_url
が追加されました。- 指定したレベルからオーバーロードした標高形式のデータを取得します。
- 高レベルから低レベルへのオーバーロードは
gondwana.make_f32vec1_tile_from_overload_decrease_csv_url
、低レベルから高レベルへのオーバーロードはgondwana.make_f32vec1_tile_from_overload_increase_csv_url
を利用してください。 - 使用例 : 今回追加された
g3_std_synthesis_dem.lua
(G3: 標準合成標高タイル)のdata_5a = gondwana.make_f32vec1_tile_from_overload_decrease_csv_url( url_pattern_5a, x, y, zoom, 15 )
では、 第一引数に"http://cyberjapandata.gsi.go.jp/xyz/dem5a/{z}/{x}/{y}.txt"
という標高表示用データ5aのURLパターンを、第二、第三、第四引数にx, y, zoom で取得するタイル座標のx,y,ズームレベルを、第五引数に15をそれぞれ指定して、標高表示用データ5aをレベル15から低レベルへオーバーロードした標高形式のデータを取得しています。
- パッケージマネージャー機能が実装されます。
- オンラインリポジトリーの運用が開始されます。
- 暫定的なパッケージの一覧はJSON形式で https://packages.gondwana.godai.co.jp/packages/ から取得できます。(他の形式やウェブUIは実装を計画中です。)
- 暫定的な試験用パッケージとして
gondwana/test_llite_ishikawa
パッケージが公開されます。
- ジオオブジェクト機能(ベクターレイヤーシステム)が実装されます。
- ジオオブジェクト本体機能として world::sub_world::geo_object モジュール等が実装されます。
- 描画システムとして view::gl::geo_object モジュールが実装されます。
- conf:
view::gl::geo_object.default_model_path
により標準で使用する3Dモデルデータを設定可能です。 - conf:
view::gl::geo_object.models
により任意の3Dモデルデータを追加読み込みし使用可能です。設定はリスト形式[ { name: xxx, path: yyy }, ... ]
で行います。 - 標準の3Dモデルデータとしてコーン状の物体
asset/models/default/default.obj
が添付されます。
- conf:
- GUI として view::gl::widget::geo_object モジュールが実装されます。
- 32ビット版の
GONDWANA
が利用できるようになります
変更
- ソースデスクリプター用関数「gondwana.make_f32vec1_tile_from_csv_url( url )」が「gondwana.make_f32vec1_tile_from_csv_url( url, exception_catch )」に変更されました
- 省略可能な引数catch_exceptionが増えました。
- catch_exceptionがtrueの場合は従来通り、urlから取得されるデータが未検出だとgenerate_data()内でreturn したデータは表示されません。省略した場合こちらの動作になります。
- catch_exceptionにfalseを指定した時はurlから取得されるデータが未検出でもgenerate_data()内でreturn したデータが表示されます。
- ソースデスクリプター用関数
gondwana.make_f32vec1_tile_from_image_gsj_url( url )
がgondwana.make_f32vec1_tile_from_image_gsj_url( url, catch_exception )
に変更されました。- 省略可能な引数
catch_exception
が増えました。 catch_exception
がtrueの場合は従来通り、urlから取得されるデータが未検出だとgenerate_data()内でreturn したデータは表示されません。省略した場合こちらの動作になります。catch_exception
にfalseを指定した時はurlから取得されるデータが未検出でもgenerate_data()内でreturn したデータが表示されます。
- 省略可能な引数
- jemalloc が採用されメモリーアロケーションが効率化されます。
不具合の修正
runner.open_url
のurl
にfile://
を指定した際にファイルが開けなかったケースが解消されます- 相対パスを指定した場合
Windows
でパスに日本語などASCII
以外の文字を指定した場合
ディストリビューションレベルの変更
- コンフィグ
view_gl_widget.font.glyphs.user_chars
に"稜"を追加
サンプルデータ向けとして。
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