GONDWANAのウィジェットを畳んで目立たなくする方法

ふだんはLinuxデスクトップを使っている事が多い伊藤＠メインプログラマーです。今回は初のTips記事になります。おそらくGONDWANAの先行クローズドβのユーザーの多くはWindowsをお使いだと思うので、自然には気づいていないかもしれない便利な機能を紹介したいと思います。

GONDWANAは操作に慣れて来た方にはキーボード＆マウス、または慣れにさほど関係無くジョイパッドを使う事で快適に操作して頂けるように設計する一方で、初めて使う方やキーボードでの操作に慣れ難い方にも移動やカメラ操作などの基本的な操作方法を迷わずに対応して頂けるよう「カメラウィジェット」はわざと邪魔になるくらい大きく、その代わりに初めての方でもおおよそ操作はできるようにウィジェットのボタンによる操作も可能なように設計しています。

また、タイルマップウィジェットも高解像度のディスプレイでなければややメインビューの視認性を落とすほど大きいですね。

これらのウィジェットを容赦無く大きく設計している理由は、先ほど述べたような理由の他に、もう1つ、実は「簡単に畳んで目立たなくする」ことができるから、という事もあります。

カメラウィジェットとタイルマップウィジェットがタイトル部分を残し、またほとんど透明になりメインビューをほぼ邪魔しない状態に「畳んで目立たなく」されています。この機能は、ウィジェットのタイトルバー部分をタブルクリックする事で「畳み」と「展開」を制御できるようになっています。ツールパレットなど、他のウィジェットでも同様に畳めます。

Windowsでは一般にウィンドウに対してこのような「畳み」の操作はWindows-1.0からWindows 10に至るまで一度も採用された事がありません。Linuxデスクトップでは原始的なデスクトップ環境の時代から対応されていて一般化している機能の1つだったりします。これはメインビューの視認性を確保したいニーズとウィジェットを操作する時には大きくわかりやすく表示を行いたいニーズの両方を満たしたいGONDWANAにはとても都合が良い機能です。是非、便利に活用してみて下さい。

（なお、権利表示を行う掲示板ウィジェットなど一部に絶対に畳んだり非表示にしたりできない例外もあります。）