G4-4.0.7.1 CBT Release
Release Note
- 新機能
-
メインメニュー
->地表
->LODの設定
: 「地形・地表面のLODの設定」メニューGUIが追加されます。 -
LOD調整値
が新たに導入されます。- LOD制御方式に応じて決定される中心地及び付近の領域のLOD値を任意に加減できます。
-
LOD中心地点の選択
が新たに導入されます。- 旧仕様: 常に注視点を中心
- 新仕様: 中心を「注視点」、「視点」、「地物」から任意に複数組み合わせて設定可能
- この新機能により視点を注視点から離し地表に水平に近い視野で眺めたい場合や、散らばった地物の周囲も精細に眺めたい場合などユースケースに応じた領域の精細化を選択的に使用できるようになります。
-
LOD制御方式の設定
が新たに導入されます。- 旧仕様: 常に最大の精細度から展開
- 新仕様: 3つの設定タイプから選択可能
- Type-0: 常に最大の精細度から展開する
- Type-1: 視点の高度に比例して自動的に精細度を制限する
- Type-2: 視点からの距離に比例して自動的に精細度を制限する
- この新機能によりユーザーが望む視野または具体的な精細度設定に応じたLOD展開による視界を得られるようになります。
-
- 変更
- コンフィグレーションの
Planet.adjacency_cell_distance
の効果と有効な値の範囲が変更されます。- 旧仕様: LOD細密化の中心地と同じLODレベルを適用する隣接した領域の距離。有効な値は
[ 0 ... 2 ]
。標準値は2
。 - 新仕様: LOD細密化の中心地から距離に応じて線形に減衰するLODレベルを適用する領域の最大距離。有効な値は
[ 0 ... 64 ]
。標準値は16
。 - 値を小さくした場合、実行時の負荷は減少しますが、視覚的にはLOD細密化の中心地に近い領域でも四分木構造に基づき粗いLODとなりやすくなります。
- 値を大きくした場合、実行時の負荷は増加しますが、視覚的にLOD細密化の中心地に近い領域のLODレベルがなだらかで段階的な減少となり視覚的、直感的な細密化精度が得られるようになります。
- 旧仕様: LOD細密化の中心地と同じLODレベルを適用する隣接した領域の距離。有効な値は
- コンフィグレーションの
Planet.pmc_pool_initial_count
の標準値が1024
から256
に変更されます。- この変更は 4.0.7.0 による負荷軽減と 4.0.7.1 に伴う負荷軽減の効果により、通常使用におけるリソースの要求量がおよそ 1/4 に低下したためです。
- 実行中にアクティブではない下位のLOD領域の処理を軽減する事で実行中のCPU/GPU負荷が軽減され、より快適に使用しやすくなります。
- コンフィグレーションの
- バグ修正
- 注視点の移動などに伴う地形の再構築が発生した場合にしばしば特定の領域が欠落して穴が空いたような状態となるバグが修正されます。
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