G4-4.0.0.24 ( preview-6g ) CBT Release
Release Note
Note: この CBT 版から G4 がエグザンプルとして提供するタイルサービスの定義ファイル群が同梱されるようになります。同梱内容については以下の「変更」で確認して下さい。
Important: バグ対応の暫定措置として標準設定のタイルサービスのLOD最大値が13に変更されます。以下の「変更」を確認して下さい。設定ファイルを以前のバージョンの配置先からコピーする際などは標準設定が適用されないので必要に応じて手動で変更する必要があります。
- 新機能
- 「知的財産の表記」メニューが実装されます。 #97
- メインメニュー > システム > 知的財産の表記
- G4 と G4 の開発に使用されるライブラリー、ユーザーの設定に応じて使用されるサービスについて知的財産の表記を確認できるようになります。
- 「ターゲットカーソル」HUDに現在の視界の視野角の表示が追加されます。 #95
- 右側:
<90.00°>
の様に「水平視野角」の表示が追加されます。 - 上側:
<50.62°>
の様に「垂直視野角」の表示が追加されます。 - 右上: 以下の2つの表示が追加されます。
-
<103.26°>
の様に「対角視野角」の表示が追加されます。 -
(f35=351.919mm)
の様に「35mm換算焦点距離」の表示が追加されます。
-
- 右側:
- 「チャット」HUDと「G4AI」サブシステムが実装されます。
- 「チャット」HUDにG4 の動作についてシステムからのログが表示されます。(このバージョンでは G4AI からのログのみ対応。)
- 「G4AI」が実装され、ユーザーは日本語の自然言語でG4を操作可能になります。
- G4AIは日本語自然言語処理機能を搭載したG4の会話型ユーザーインターフェースです。
- G4AIへの入力は「チャット」HUD下部の文字列入力部へ書き込み、ENTERキーで送出します。
- チャット入力が非アクティブな状態では、以下の操作ですばやくチャット入力をアクティブ化(入力可能な状態化)できます。
-
ENTER
キー: チャット入力をアクティブ化します。 -
:
キー: チャット入力をアクティブ化し、行頭に:
が入力された状態にします。(効果については以下のダイレクトコマンド機能を参照。)
-
- チャット入力が非アクティブな状態では、以下の操作ですばやくチャット入力をアクティブ化(入力可能な状態化)できます。
- このバージョンでは次の2つの自然言語処理機能が実装されています。
- G4AIでは自然言語のほか、コマンドラインの入力によりすばやく的確に制御を伝えるダイレクトコマンド機能も使用できます。
/
または:
で始まる場合はダイレクトコマンドモードで動作します。- コマンドの一覧は
list-command
、コマンドの説明はman
で確認できます。このバージョンで実装済みのコマンドは以下の通りです。-
find-location
-
list-command
-
man
-
mecab
-
move-location
-
quit
-
- すべてのコマンドは前方一致による省略入力が可能です。
/q
の入力でquit
コマンドを実行できます。
- 「知的財産の表記」メニューが実装されます。 #97
- 変更
- バグ対応の暫定措置として、標準設定におけるタイルサービスの LOD 最大値 15 から 13 に変更されます。
- この措置は #104 lod0_max=15 で起動すると高い頻度で crash する の修正まで継続されます。
- CBT パッケージに以下の定義ファイル、辞書が標準で同梱されるようになります。
- G4/tile_service/material/
- mecab/
- etc/mecabrc: G4AI が内部的に使用する自然言語処理機能に含まれる MeCab の設定ファイルです。
- dic/ipadic-neologd/: MeCab の辞書ファイルです。
- バグ対応の暫定措置として、標準設定におけるタイルサービスの LOD 最大値 15 から 13 に変更されます。
Screenshot